中村文俊
ARTIST

中村文俊 Nakamura Fumitoshi

作家略歴:Nakamura Fumitoshi

1993年 神奈川県生まれ
2019年 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了、神山財団芸術支援プログラム第4期生、守谷育英会修学奨励賞
2021年 フィレンツェ賞展 フィレンツェ美術アカデミア賞
2022年 チャーム・ケア・コーポレーション アートギャラリーホーム指名コンペ入選(町田久美先生推薦)、第57回 昭和会展 入選
2023年 第58回 昭和会展 昭和会賞、美術新人賞デビュー2023 入選、星乃珈琲店絵画コンテスト優秀賞(福田美蘭先生推薦)
2024年 美術新人賞デビュー2024 奨励
2025年 美術新人賞デビュー2025 準グランプリ
2026年 個展(銀座ギャラリー和田)

ステートメント

私は作品に「ペンギンの人形」という小さな存在を登場させるシリーズ作品を描いています。
ペンギンの人形との出会いは、「届いた商品がカタログ写真と少し印象が違った」という理由で、捨てられる寸前を私が引き取ったことが始まりです。
この時点では、モチーフとして捉えていませんでした。しかし、その後コロナ感染拡大という未曽有の社会不安が発生すると、この人形のバックグラウンドと一致する瞬間が日常で垣間見えたことがありました。これがきっかけとなり、私はその負のイメージを払拭する思いを人形に託そうと考えました。
日本の社会では、コロナ禍以外でも身近な例として、令和の米騒動、大地震の復興復旧の遅れなどがあり、海外でも戦争などが世相を暗くしています。また、この世の中には、社会への不満、孤立、差別、偏見なども付随して起こっています。
私は、これら「問題提起」をこの人形に託していきながら描いていきたいと思います。
私が扱うテーマの根幹はマイナスのイメージですが、負を負のままで終わらせず、クスッと笑える作品に昇華させたいと考えています。
私なりの想いをこのモチーフに語らせ、現代を生きるわたしたちの心の声を代弁し、そっと問いかけることができればと願っています。

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