想い馳せ

【販売期間　2025年11月1日～2026年1月31日】
制作年：2025年
作品サイズ：27.3×16cm／３M
額サイズ：39.8×30.7cm
素材：木炭／アクリル、パステル等
支持体：紙

作品に関するコメント
心の奥から湧き上がる“想い”が、静かに外界へと解き放たれ、広がっていく様を描きました。大切なものへ思いを馳せられる作品となることを願っています。

作家略歴：Masai Ako
東京都出身
多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業

【賞歴】
2020年美の起原展 奨励賞
2024年永井画廊公募日本の絵画2024 入選

【展歴】
2016年個展「Tears」（ギャラリー椿）
2018年個展「心模様」（アートコンプレックスセンター）
2020年個展「心模様Ⅱ」（アートコンプレックスセンター）
2022年個展「心の庭」（銀座画廊美の起原）
2024年個展「唐草生命譚」（ジェイスピリットギャラリー）
2024年個展「唐草生命譚」（ジェイスピリットギャラリー）
2025年二人展「たまゆら」（銀座中央ギャラリー）
その他企画展に参加

ステートメント
「こころ」は明確な輪郭を持たず、極めて捉えにくい存在である。自分の内面でさえ言葉にするのは難しく、他者の心を完全に理解することは不可能に近い。この「こころ」から生じるすれ違いや誤解、 そして孤独は、人間関係における本質的な課題である。私は、人の内面に生まれる感情の曖昧さや移ろいに着目し、それらの機微に「かたち」を与えることで、感情がどのように生まれ、揺れ動き、 他者へと伝わっていくのかを捉えようとしている。感情の輪郭を探ることは、誰かの気持ちに寄り添い理解しようとする行為でもあり、私の作品を通して鑑賞者と作品、個と他者、内面と外界を静かに繋ぎ、人の心の在り方と共感の可能性を問いかける場を生み出したい。