「月刊美術プラス」は11月1日にフルリニューアルしました。
作家略歴:Chujo Aya 1993年神奈川県生まれ 2019年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 2019年「かわうそ新人賞 」月刊美術賞 2020年個展「366DAYS」(アートコンプレックス・センター) 2022年個展「浅瀬のおともだち展」(東急プラザ渋谷111) 2024年個展「Carnivore」(創英ギャラリー) 2025年個展「Litter songs」(Sakuma art gallery)
ステートメント 多種多様な動物たちを、切り絵のような大胆な色面と抽象化された姿かたちで表現しています。その生命の面白さや、不思議さ、そして実在する尊さを大切にしながら制作しています。題材としている脊椎動物は、背骨という芯の構造を人間と共有しながらもその姿かたちは驚くほど多様で自由です。そうした自由な形態を抽象化していく中で、動物ごとに異なる「リズム」が見つかると、それが自分の絵になっていくように感じます。技法は日本画で用いられる岩絵具を使用しており、鉱物を砕いた顔料を膠で定着させることで生まれるマットで揺らぎのある質感が、見つけたリズムを引き立ててくれています。また、動物たちは何を考えているのか、分かるようで分からない存在です。その思考や感情の「分からなさ」にある余白を、私は小さな点のような目で表現しており、そこに見る人それぞれの感情や想像が自然と入り込むような、そんな絵になれば嬉しく思います。
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