溝口まりあ《快晴》
¥220,000 税込
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サイズ 4F(24.2×33.3cm)
素材 日本画
額付
2024年制作
【日本画家・溝口まりあが「富嶽三十六景 凱風快晴」をオマージュ】
「なんて透明感のある美しい富士山だろう」
この作品を見た時衝撃が走りました。その美しい澄み切った空気感を表現したく画材研究を進めました。
本作品に使われた青色は「藍」です。私は最終的に同シリーズの 「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に使用された「ベロ藍」を使用して背景を描く事にしました。もみ紙した和紙に「たらし込み」という技法を使い描きました。たっぷりの水を画面に塗り、薄く溶いた「ベロ藍」をたらし、何層も何層も重ねて背景のグラデーションを表現しました。
【ベロ藍に新色インミンブルーを融合が北斎へのリスペクトを表現】
富士山には「インミンブルー」という、「青」の顔料を使用しました。「インミンブルー」はオレゴン州立大学のサイエンスチームが電気系利用のための新しい原料を研究していた際、偶然発見された世界最新作の青の顔料です。江戸時代当初「ベロ藍」は当時の最新の顔料であったと聞きます。もし今の時代に葛飾北斎が居たとしたら、どんどん新しい物を取り入れて作品を制作していたと思います。
『快晴』という作品の中に江戸期の「ベロ藍」と現代の「インミンブルー」を融合させることで、葛飾北斎作品への「尊敬」と「愛」を表現しました。(溝口)
Maria MIZOGUCHI
1992年東京都生まれ。
2015年女子美術大学美術学科日本画専攻卒業。
2016年三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生採択。
2017年女子美術大学 大学院博士前期課程日本画研究領域修了。
全国の百貨店で個展開催。
HP https://mizoguchi-maria.jimdofree.com
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