余梦婷「蟲と白昼夢」
¥187,000 税込
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制作年:2024年
作品サイズ:50×45.5cm
額サイズ:67.3x59.8cm
素材:油彩
支持体:キャンバス
作品に関するコメント:
「蟲と白昼夢」の絵画作品は、19世紀末から多くの芸術家が夢を主題とし、内面表現として取り入れた流れに沿ったものと考えられます。作品には幻想的な風景が描かれ、昆虫が異様な形や大きさで登場します。これは、夢の中で現実と非現実が交錯する様子を反映しています。フランスの哲学者ガストン・バシュラールが論じた四大元素(水・火・空気・土)が喚起する想像力の影響も感じられます。夢と現実の境界を探るこの作品は、観る者に深い内省を促します。
作家略歴:YU MENGTING
2022年武蔵野美術大学大学院造形研究科博士課程 卒業。余梦婷個展(武蔵野美術大学FAL画廊)。江蘇省南京市「丹青筆で描く田園と村」準大賞。ルクセンブルク2022芸術賞
2023年美術新人賞デビュー展入選。フィレンツェ賞展 ファウンダー捧賢一賞。作品は雪梁舎美術館にで収蔵。ルクセンブルク2023芸術賞
ステートメント
19 世紀末から、多くの芸術家が夢を作品の主題とし、選択することを好んだ。夢は多くの作品に登場し、夢そのものをテーマにした芸術家もいる。夢を自らの内面表現として捉え、作品へと結ぶ。私たちが夢を見るのは、夢を必要としているからとも言える。夢は私たちが気づかないことを教えてくれ、より理解させてもくれる。
人間は夢を見る生物と言われ、私もその生き物の一つに過ぎない。私は毎日浅い眠りのなか幻想的な夢を見続け、目覚めても内容を覚えていでる。これは夢か、現実の再構成か、自らの日常を対象に客観的な視点から観察を行うことからこの問題を考え始めた。制作過程において、想像することもまた夢を見るように自分自身を内観して意識の再構成をする行為だとするなら、どのような結果が得られるのか。
そこから、私は夢についての思考を始めた。フランスの哲学者ガストン・バシュラール(Gaston Bachelard, 1884-1962) は物質が伴う想像的な成分、すなわち物質的想像力を哲学的に説明している。彼は古代ギリシャ哲学に由来する四大元素、つまり、水・火・空気・土を根本的な物質と見なして、これらの物質が喚起する想像力について論じた。
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