


張兆揚「円盤の外」
¥37,000 税込
残り1点
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【販売期間...2025年4月20日~2025年7月20日】
制作年:2025年
作品サイズ:15.8×22.7cm/SM
額サイズ:30×37cm
素材:日本画
支持体:二重絹本着彩
作品に関するコメント:
二重の絹本に描かれた着物姿の男性たち。一人は頬杖をついて思索にふけり、もう一人は指先で自らの唇を覆う。憂いを帯びた脆くも儚げな表情の二人は、重なり合いながら相互に影響を及ぼし合う。肌理に相手の着物文様が浮かび上がり、交錯する袖がもう一方の人物を覆い、まさに融合したかのように円盤の一部を構成している。その外縁には砕けた銀箔が散りばめられ、円盤の外の世界——それは観る者の心象世界へと続く時空の裂け目を表現している。
作家略歴:ZHANG Zhaoyang
1996年中国生まれ
2023年女子美術大学博士前期課程日本画研究領域修了
2024年女子美術大学博士後期課程日本画研究領域在籍
2024年デビュー美術新人賞展入選
第26回雪梁舎美術館フィレンツェ賞展佳作
ステートメント
私の研究テーマは男性の脆弱性の表現における観察視点転換下での人物絵画ということです。
男性視点から描かれた女性像の印象を覆し、逆に女性視点から出発して、擬物化された脆弱な男性像を制作することを目指している。複数の男性像を重ね合わせ、それらを組み合わせて人工物に近い形状を描くことで擬物化を実現する。その脆弱性は、繊細な身体、憂鬱な表情、優美な姿勢など、各男性像の細部に表現される。女性作家の美意識に基づき男性像を創作し、男性の「美」という概念を再定義することで、「男性の脆弱性こそが美である」という意識を徐々に養成する。これは、古来より男性作家が創造してきた女性像と逆の論理を形成するものであり、視線を女性に集中させるのではなく、男性に向けることを「矛盾転移」である。そして、男性の「美」と「醜」の基準を観察し、発見し、創作し、再構築することを目指している。
男性の身体や容姿を通じて脆弱性を描くだけでなく、支持体の選択にもテーマにふさわしい絵絹を使用している。絵画技法としては、二重絹本を採用し、同じ人物が異なる平面、すなわち異なる空間で異なる姿勢や表情を見せる様子を表現する。この二つの平面を重ねることで、新たな空間関係を生み出すことを目指している。
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